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鶴岡の伝統菓子特集

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「雛菓子」

「カラカラせんべい」

 

 

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庄内の雛菓子はもともと北前船による京菓子の影響
を受け、庄内地方独自の文化とともに発展した伝統的
なお菓子のひとつです。

煉り切りでこれほど鮮やかなお菓子というのは全国で
も稀です。雛祭りを通して子供の健やかな成長を願う
気持がこめられたお菓子でもあります。

最近は、若い菓子職人たちがアニメなどのキャラク
ターを子供たちに作らせるなどして地域に根付かせて
いこうと頑張っています。

 

 

 

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江戸の元禄から作られてきたとされる鶴岡の伝統菓
子「カラカラせんべい」は、その名の通り振ると“から
から”という音がすることから名前がつけられています。

元々は年末の縁起物のお菓子として、中には大黒様
が入っていたりしたそうですが、いつしか民芸品や玩
具に変わり、楽しんで食べることができるお菓子として
定着しました。

原材料は小麦と砂糖で作られ、いたってシンプルです
が子供の遊びや創造をかきたてるわくわく感いっぱい
の食玩の原点ともいえるお菓子です。

「きつねめん」

「切りさんしょ」

 

 

 

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 きつねめんの歴史は古く、江戸時代の天保11年に
さかのぼります。

時の庄内藩藩主酒井忠器(ただかた)公が長岡(新
潟)にお国替えを命ぜれらた際に領民がそれを阻止
し、転封が取り止めとなっています。
※幕命による領地替えが特に多い時代にあって、実際に           
中止となったのは、後にも先にも庄内藩のみであった  

酒井の殿様が、そのまま庄内に「居る成り」と喜んだ
ことから居成りが稲荷となり、町人たちにより城下の
菓子としてきつねめんが作られたとされています。

小豆の落雁としても非常に珍しいきつねの型は、意外
にも観光客の方に人気があります。

 

 

 

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年の瀬を迎える頃、市内のお菓子屋さんで必ず店頭
に並ぶお菓子として鶴岡では有名です。
切りさんしょはその年に余った菓子粉を使って作られ
る縁起物お菓子なのです。

今は餅粉に砂糖、山椒、焼きみそを原材料にしていま
すが味はお店よってまちまちなので、味比べをして楽
しむことが出来ます!

毎年12月17日、七日町の観音堂「お観音はん」の
だるま市に奉納される菓子としても知られている。

 

「草もち」

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長い歴史を積み重ね試行
錯誤されて作りだされるもの
は、お店の看板となるよい
例です。

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特製というだけあって、ヨ
モギの香りと洗練された
もちの食感、
それに小豆
のハーモニーは素材の質
を引き立てあっている。

店 名 久栄堂菓子舗

事業主 五十嵐順一
住 所 鶴岡市本町3丁目14-22
TEL・FAX  0235(22)2034
定休日 不定休
駐車場 1台
営業時間 7:30~18:00

殿はんだんごの看板で有名な久栄堂。たくさんある
和菓子の中でも『草もち』は、全国菓子大博覧会で
金賞を受賞した逸品である。

 地元の常連客も多いが、県外からも注文が来る
ほどの人気ぶり。もち米を吟味し、一切添加物を
一切使わず杵でついて作るこだわり様。食べると
ヨモギの香りがフワッと口の中に広がり、素朴さが
何とも言えない。

お店は今から約150年前の江戸の文久の時代に
始まり現在は、4代目と5代目がお店を切り盛りし
ている。

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大きな「殿はんだんご」の
看板が目印!酒井家御
用達!?

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夫婦仲良伝統を守っていま
す!
もちろん先代夫婦も
伝統を引継ぎながら現役
で頑張っています。


「ボーロ」

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昔懐かしいボーロの風味は
昭和の良き時代、庶民の定
番のお菓子でした。

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駄菓子が並ぶ棚には、洋菓
子のような派手さはないが
人の温もりが伝わってくる。

店 名 藤田菓子舗

事業主 藤田重治
住 所 鶴岡市本町3丁目9-24
TEL  0235(22)1749
FAX 0235(22)3802
定休日 不定休
駐車場 3台
営業時間 7:30~19:30

創業は今から80年前の昭和初期。鶴岡に伝わる
駄菓子がとにかく豊富で口コミによるお客様も多い。

時代に合わせて味や形を改良しながら作る一方で
昔ながらの手焼きの菓子も多くある。ここでおすす
めする逸品は『ボーロ』!みそ・梅じそ・松葉・黒・
固パン・梅と6種類の味が楽しめる。

『ボーロ』は元々ポルトガルが発祥で鉄砲が伝来
され た頃にさかのぼるとされる。昔と変わらない
味はお店の歴史であり、まちの歴史でもある。

庶民的な味わいを堪能しつつ思い出と一緒に
一口一口かみしめたい。

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魚で栄えた上肴町の通り
も今は、一般住宅が立ち
並ぶ。
そのなかでも細々で
はあるが店頭に大きな
「藤田菓子舗」の看板を掲
げ健在である!

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落雁や煉り切りで使う型が
展示されていました。昔は
この型を売り歩く行商さんも
いたとか。


「出羽路の雪」

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店舗は商店街というよりも
住宅街の一角に立地して
いる。それでもこのお店を
訪ねてくるお客様も多く、
お店の人となりがわかる。

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以前にはシルクのパウダー
やゲル(ゼリー状のもの)を
使った商品開発もおこなっ
ている。地元にちなんだ地産
地消お菓子づくりなどに余念
が無い。

店 名 住吉屋菓子舗

事業主 本間三雄
住 所 鶴岡市上畑町10-1
TEL  0235(22)5227
FAX 0235(22)5290
定休日 不定休
駐車場 4台

営業時間 8:00~19:00

比較的新しいお菓子ではあるがそれでも40年
も前に現在の店主が試行錯誤でようやく完成さ
せたお菓がこの 「出羽路の雪」である。

  出来上がるまで何と3日間を要する手間のかか
るお菓子。作るまでの作業工程よりもむしろ乾燥
  させる時間が長い。もちろんただ乾燥させるだけ
  ではなく乾燥工程のなかでもいろいろと手間を
  かけ作り上げている。

主な素材は メレンゲであるが、ラム酒が加えて
あることで、お茶だけでなく、紅茶やコーヒーに添
えて食しても、とてもお洒落な逸品です。

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包装も白を基調とした
シンプルなデザイン。

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雪を固めたようなきめ細かさ。
食べた瞬間の口解けも良い。
是非、お茶菓子としておすす
めしたい。


「初なすび」

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野菜がお菓子!? お菓子が
野菜?? 確かに野菜を使った
洋菓子はあるけど、ここまで
なすの形や風味を閉じ込め
たお菓子はそうないでしょう。

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今の若い方は、ご存じない
でょうが、お茶の世界(地元)
では、意外とメジャーです。

  店 名 大松屋本家

  事業主 漆山永吉
住 所 鶴岡市日吉町11-25
TEL  0235(35)4041 ※製造元 大松庵(水沢)
定休日 毎週金曜日
駐車場 無し
営業時間 10:00~17:00

松尾芭蕉の俳句にも詠まれている同じ名前の
『初なすび』は知る人ぞ知る銘菓。昭和天皇にも
献上し、県内外の有名デパートからの発注も受
けている。

正月やおめでたい時などのほか、お茶席など
でも登場するお菓子。店主曰く、地産地消で何か
作れないかと考え、地元鶴岡名産の民田なすに
目をつけたんだとか。

民田なすの愛嬌ある丸い形そのままを生かし
見事に和菓子として誕生させた。民田なすは皮
が固く、改良を重ね、歯ごたえのある柔らかさに
仕上げた。中はエメラルドグリーンのゼリー状で
これが野菜!?まさに驚きである。

抹茶との相性抜群でプチセレブな気分が味わ
える逸品。

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初なすびの看板が目印の
大松屋さん。もちろん店内に
は“初なすび”以外のお菓子
がないので、まさしく看板商
品です!!
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民田なすの特徴と風味を
残したお菓子「初なすび」
の考案に試行錯誤を重ね
てきた漆山氏。

 

「焼酎菓子」

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銀座通りに店舗を構える老
舗のお菓子屋さん。干菓子
や水羊羹も定番人気!お店
ってやっぱり入ってみないと
分からないことが多いです
よね。

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焼酎は予め砂糖液に溶かさ
れた状態にあり、これを型に
流し込んでいく。

店 名 新月菓子店

事業主 佐藤昌安
住 所 鶴岡市本町一丁目7-39
TEL・FAX  0235(22)0256
定休日 不定休
  営業時間 8:00~18:00

ウィスキーぼんぼんなどは良く知られている
お菓子ですが、焼酎はあまり聞いたことが無い?
実は地元のお菓子屋さんでも“焼酎ぼんぼん”=
正しくは「焼酎菓子」を作っているのです。
 
  ひょうたん型が特徴のこの焼酎菓子は、熟練の
  技術により作られていて、1個1個が手作り。
  型に流し込む砂糖液は砂糖の糖度(濃度)が低
  くても高くても上手く固まらないのだとか。

  中の焼酎は後から入れているものと勘違いされ
る方もおりますが、実は最初から型に流し込ま
れる砂糖液に含まれているのです!

お酒の好きな方にもぴったりですが、やっぱり
  お茶菓子なので、お茶としっくりくる逸品です。

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型となる土台はみじん粉と
呼ばれるもち粉を使い平ら
に敷いた後、ひょうたんの
金型で、型を押していく。
均等な間隔で押していく
のも熟練の技!

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型に流し込んで3~4時間
乾燥し固める。
もちろんこの状態から更に
裏返して4~5時間乾燥
させる。